舞台『サトラレ』観劇記18/03/04

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    前回のプレイベントから1ヶ月弱。
    東京・新宿はアルタシアター(旧・スタジオアルタ)にて、まっつん出演の
    『舞台版サトラレ 〜西山幸夫の場合〜』を観て参りました!!

    『舞台版サトラレ』チラシ
    詳細レポートの前に、まず会場の解説をば。

    『笑っていいとも!』で有名だったスタジオアルタはいいともの終了後、
    180°U字スクリーンを常設した3Dシアターに生まれ変わっていました。
    で、普段はここで映像を流したりイベントを開いたりしているっぽいですが、
    今回アルタシアターとして初めて、演劇を上演することになったそうで。

    会場に入ると、U字スクリーンが客席の中央辺りまでせり出していて、
    そのサイド部分を花道として使うように設計されていました。
    これは臨場感に溢れています。

    更に客席内では、数名のキャストさんが「サトラレ対策委員会警護班」に扮して巡回し、
    身分証を出しつつ観客に話しかけます。

    「失礼ですがお客様、『サトラレ保護法』のことはご存知ですか?」
    「これから、西山幸夫というサトラレがここを訪れる予定です。」
    「滞在時間は約1時間半を予定しています。お気をつけください。」
    「サトラレの思念波で携帯が破壊される恐れがありますので、電源をお切りください。」
    「3D機能付きの特殊メガネはお持ちですか?」

    ・・・要は、世界観の説明をしつつ劇場内の諸注意をして回っていたのです。
    このアイディアは面白いと思いました。
    原作を読んだことのない方でも世界観にすっと入っていけつつ、
    そっと携帯電源を切ることを促したり、入口で配布された3Dメガネの確認をしたりして
    観劇マナーも守れるという両得仕様。

    そしてそのまま始まった開演直前の前説でも、
    非常にユーモアに溢れつつきちんと場内での諸注意をポイントに絞って説明していて
    大笑いしながらも電源点検をしたりと、実用性溢れる前説でした。

    さぁ、本番。
    ステージにセットは一切無く、スクリーンを使ったプロジェクションマッピングで
    新宿の街並みが映し出されます。
    そして雑踏の中不意に現れた若者・・・西山の「思念波」が漏れた瞬間、
    エコーのかかった音声とともにスクリーンに文字が大きく映し出されました。

    「うわぁ・・・あのお姉さん、大きなオッパイ。」

    残念ながら音響があまり良くなく音声が聞き取りにくかったぶん、
    この「思念波を文字で表現する」というアイディアもとても面白かったです。

    そして、この舞台の語り部であるサトラレ対策委員会警護班の小松洋子が登場し
    西山の解説をしたところで、キャスト全員によるオープニングの群舞へ。
    ここで3D仕様の映像効果が使用され、登場したキャストの名前と思念波が紹介されていました。

    詳しく覚えていないのですが、我らがまっつんの思念波は確か

    「今回は真面目に行くぞ!・・・たぶん、えっ?!」

    とかなんとかいった感じだったと思いますw

    とにもかくにも今回のまっつんの役どころは、サトラレ対策委員会の木下局長役。
    原作にも登場し、小松の上司、そして渡洋志さん演じる国光委員長の直属の部下でもあります。
    みつ揃えのスーツをバシッと着こなし、笑顔を一切封印したお堅い役どころです。
    オープニングでも、真面目な顔つきを崩さず激しいダンスを踊ってらしたのですが、
    普段の舞台で踊るまっつんを拝見したことが余りないので、非常に新鮮でした。

    舞台本編でも木下局長は非常に真面目な、そして鬼の凄みすら感じる厳しいキャラでした。
    登場回数はそんなに無かったのですが、要所要所で苦悩する姿が非常に印象的でした。

    物語はというと、サトラレである西山の恋や苦悩、そして結婚や仕事といった一代記から
    西山の娘・光(やはりサトラレ)の活躍と挫折までを描いていました。
    そもそも原作が未完なので、ストーリーに明確な起承転結やカタルシスは無いのですが、
    「西山幸夫や西山家の物語」としてゆるく捉えれば、一応ラストシーンは〆られるかな・・・
    といった感じです。

    ただ残念だったのは、原作のエピソードを色々と90分足らずに詰め込みすぎて、
    場面場面では面白かったのに全体を通すとコマ切れ感が否めない、
    それでいて「結局何が言いたかったのか判らない」という脚本に仕上がっていたことでした。
    極論を言ってしまえば、語り部の小松以外全員が(主人公であるところの西山ですら)
    不要な端役になってしまっていたというか、
    その小松ですら「只の説明キャラ」になってしまっていたというか。

    勿論、主演の北村悠さん・今出舞さん、それに「宇宙刑事ギャバン」の大葉健二さんや
    「宇宙刑事シャリバン」の渡洋史さんなどなどが凄い役者さんであることは存じ上げてますし、
    まっつんの他にも輝く演技をされてた脇役の方が沢山いらっしゃいました。
    それでも、役者さんたちが本当に勿体無いというか。
    折角のいい原作が勿体無いというか。色々「惜しい」作品ではありました。

    ・・・とか色々文句を言いつつも、ちゃんと物販で今作品の脚本を購入しているのですがwww

    恐らく、上演時間をもう少し延ばしてきちんと場面場面の繋がりを説明し、
    あとは「一見メインテーマだと誤解しやすい」量子物理学に関する描写や専門用語を削れば
    「ささやかな親子の物語」としてもっともっと良い作品になったのでは・・・と思います。
    是非是非、改訂した舞台をまた観てみたい・・・と願ってやみません。

    あとは、原作完結後にそれを盛り込んだ舞台も観てみたいです。

    そういえば、ラストシーン後の主題歌に合わせてまた全員がダンスをする場面にて。
    最後に大葉さんが登場し、赤い風船にナイフを突き立てるけど割れない・・・という
    マジックを披露したときのことでした。
    へぇぇぇぇ・・・と思いながらその風船を眺めていると、いきなり風船が時間差で
    音を立てて割れてしまいました。
    それが大葉さんによる故意だったのか、意図してやったことなのかは不明ですが、
    そこでステージ中列中央にいたまっつんがめちゃくちゃ驚き、

    「ふおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

    と声を上げながら、木下局長ではなく素のまっつんの顔に戻っていましたwww
    その後も、しばらくは心臓がバクバクしてたんだろうな・・・と思わせる表情をしていて、
    まっつんマニアとしては非常に美味しい場面を目撃しました。

    他にもたくさんたくさん、素敵なキャストさんの素敵な演技を沢山紹介したかったのですが、
    際限がなくなりそうなのでこの辺りでレポートは〆ようと思います。

    『舞台版サトラレ』販促物

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