舞台『INFINITY』観劇記 17/10/22

0
    超大型台風が日本列島を直撃した日曜日、東京・浅草まで観劇に行きました。
    新幹線が止まるかもしれないのに・・・演劇バカですw

    そんな訳で、久しぶりに浅草六区ゆめまち劇場です。
    そして、前回ゆめまちで拝見した『INFINITY』の再演です。
    ・・・とここで、前回のレポートに誘導しようと思ったのですが、
    前回も雨のなかの観劇だったのですね。雨に祟られる演目、なのか・・・?

    ストーリーの詳細は前回のレポートを読んで戴くとして、簡単な説明だけにとどめておくと、
    このお話はゆめまち劇場の人気演目『Gilles de Rais』シリーズのスピンオフです。
    そして幕末の、坂本龍馬や新撰組が暗躍するお話です。
    『Gilles de Rais』シリーズのお約束や日本史の簡単な把握は、予備知識として必要になりますが
    基本、少年漫画が好きな人なら楽しめる演目ではないかと思います。

    そんな訳で会場に入ると、シリーズのあらすじが書かれたフライヤーと『INFINITY』のチラシが。

    『INFINITY』チラシ

    そして、まっつんの次回出演作である『Gilles de Rais SPECIAL EDITION』のチラシも。

    『Gills de Rais』チラシ

    ・・・そうです!まっつん、『Gilles de Rais』にまたまた出演です!
    今回はep.1『残光のリフレイン』とep.0『狂愛のゼラニウム』の二本立てということで、かなりお得ですw
    詳細は劇場サイトの公演ページまで!

    ・・・と、流れるように宣伝w

    もとい。『INFINITY』のレポートへ戻ります。
    今回は再演ということで、前回と比べて殺陣やアクションが大幅に追加されていました。
    私の記憶が確かならばストーリーも、本筋を変えない程度に台詞が変わっていたり追加されたり。

    そして、キャストもかなり大胆に変わっていました。
    まっつん演じる新撰組局長・近藤勇はそのままだったものの、重要な役どころのキャストが変更されたり
    前回出演時と配役が変わった方もいたりして、前回とはほとんど別物のような印象さえ受けました。

    特に印象深かったのは、龍馬でした。
    初演時のキャストさんがとてもハマり役だったので、今回の方では若干優男になるのではと思っていたのですが
    そこはそれ、ワイルド且つアクロバティックで、そして女にだらしないw素敵な龍馬でした。
    そして龍馬の相棒・岡田以蔵(人斬り以蔵)。演じたのは、初演時には新撰組の原田左之助役だった方でした。
    この方もやはり左之助の印象が強かったのですが、蓋を開けてみれば以蔵の狂気を見事に表現してらして
    よりパワーアップした以蔵を堪能出来ました。

    そして何より、龍馬と以蔵の絆を非常に堪能できるように演出が若干変更されていて。
    恐らくおふたりのアドリブもあったと思うのですが、後半の悲劇をより深く感じることができました。
    以蔵の死後、彼の衣装を模した(もしかすると形見?)赤地に黒の入った布を腕に巻き、
    狂気のなかで討ち死にしてゆく龍馬のシーンは、今回追加された演出のなかで一番印象深かったです。

    新撰組サイドはというと、永倉新八や原田左之助の役のハマリっぷりは勿論のこと、
    斎藤一や沖田総司の「何者かに意識を乗っ取られる」狂気の表現が生々しかったり、
    土方歳三が決死の覚悟で渡った蝦夷地・函館での戦いっぷりに思わず涙したりと
    初演と比べて、より人間臭い組織感を感じました。

    勿論「組織として感情を排した"軍団"」としての描写も健在で、その要としての近藤の存在感は抜群でした。
    しかし近藤も悩み抜いたうえでふと土方に本音を漏らしたり、
    泣きながら会津藩主の前で永倉と和解したりと、人間らしい感情もちらりと見せ
    より「個人と組織の間で翻弄される」演技を尖らせていました。

    ・・・ひとことで言えば、まっつんは今回も冗談一切抜きの100%ガチ演技です。

    坂本龍馬と新撰組。日本を憂いているという意味では同じ志を持つものが対峙し
    斬り合わなければならなかった、そしてどちらも破滅せざるを得なかった、という悲劇が
    『Gilles de Rais』シリーズの「力を得る代償として狂人と化す」というルールと
    上手く噛み合った面白い演目であると思いました。
    あ、あとトーマス・グラバーは悪い奴www


    基本的には熱い男の物語なのですが、女性陣も非常に可愛らしい戦いの演技が見事でした。
    とても艶っぽい京女のおりょうさんと、チャキチャキの江戸っ子で男勝りなおさなちゃんの対比や
    諍いからの不思議な友情への発展など、「龍馬を愛した女」ふたりから見た幕末の姿も見ものです。

    何よりも、繰り返しになりますが熱い熱いアクションが増量されていて、本当に見応えがありました。
    舞台を飛び出し客席内でも激しいアクションをこなすのはいつものことなのですが、
    今回はキャストさんが何かを呟いたり呻いたりする声も聞こえてきて、臨場感が半端なかったです!

    そして今回あいにくの荒天のなかでの観劇になりましたが、場内での
    会場スタッフや演出家さんのお心遣いがとても暖かく、心がほっこりしました。
    そんなおもてなし精神もあってか、この日の場内は今までに見たことがないほどの超満員状態!
    大型台風にも負けない、熱い熱い空間となっていました。


    終演後、まっつんとお話させて戴きました。

    松川貴則さん17/10/22

    この日が千秋楽で、打ち上げたあと翌日の午後の飛行機で久しぶりの帰省をするとのこと。
    本当にお忙しそうななぁ・・・と小並感あふれる感想を漏らしたところ、
    「いや、でも俺、忙しい時にとことん忙しくしたい性格なんで」
    とのこと。忙しいときとのんびりするときのメリハリがお好きなのかな・・・?とか思いました。

    それにしても。

    松川貴則さん17/10/22

    なんでまっつん、カメラ向けた途端こんなに恥ずかしそうな顔するの・・・?
    先刻まで鉄仮面だった近藤局長は何処へw


    さて。千穐楽も無事に終わり、しばしの休息を経て次は『Gilles de Rais』です!
    今度はどんな殺陣を見せてくださるのか、とてもとても楽しみです!

    コメント
    コメントする








       

    CALENDAR

    S M T W T F S
      12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    2728293031  
    << May 2018 >>

    SELECTED ENTRIES

    CATEGORIES

    ARCHIVES

    RECOMMEND

    LINKS

    R417'S PROFILE

    書いた記事数:18 最後に更新した日:2018/05/07

    SERACH THIS SITE.

    OTHERS

    MOBILE

    qrcode

    POWERD

    無料ブログ作成サービス JUGEM