朗読劇『ボクと7通の手紙』観劇記 17/09/23

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    9月23日、まっつんの26回目の誕生日に、朗読劇を鑑賞して参りました。

    『ボクと7通の手紙』告知
    今回は朗読劇ということで、声だけでどれだけ世界を表現できるのか・・・?
    そんなことを考えながら、会場へ向かいました。

    会場は三鷹駅にほど近い、三鷹RIスタジオ。
    初めて伺う場所です。
    いろんな期待や不安でどきどきしながら会場へ着き、ホールへの階段を降りると。

    『ボクと7通の手紙』公演祝い花

    そこには公演祝いと、まっつんの誕生日祝いを兼ねたお花が。
    Twitterでその存在を確認してはいましたが、これはまっつんも感涙するわ・・・
    という立派なお花で、こちらまで泣きそうになってしまいました。

    さて。ホールに入ると、こじんまりとしたステージの上にはマイクが数本と、
    マイクよりは少し多めの椅子が数脚、奥にはグランドピアノ、
    そして椅子に座った男性がずっと、プロパノータという不思議な楽器を奏でていました。
    暖かいような、それでいて厳かなメロディに耳を傾けながら、
    椅子に置かれたリーフレットに目を通します。

    『ボクと7通の手紙』リーフレット

    チラシにもリーフレットにも『涙活』と堂々と書いているくらいなので、
    感動する系のお話なんだろうなぁ・・・と思いハンカチを用意してきましたが、
    どんなお話かは全く判らない、原作未読の状態で臨みました。

    開演時間きっかりに、出演者さんが数人、登場しました。
    ・・・そして我らがまっつんは一番最後に登場、右端に立ちました。
    彼はどんな役なのだろう・・・?期待しながら、第一声を待ちます。

    物語は、とある町の堤防から始まります。
    保育園の帰り道、母親とともに他愛のない会話をする少女・カナ。
    しかし堤防を爆走する一台の車が「何か」を遺棄していったことから、
    物語が大きく動きます。

    捨てられた段ボールの中に入っていたのは・・・白い子犬。
    ・・・そう、まっつんの役は、犬の『ボク』役でした!!
    ほとんど声を出さず、大きな身体を小さく丸めガクガクと震えるその姿は、
    明らかに「これまで虐待を受け人間不信に陥っている子犬」そのものでした。
    目を泳がせカナをしっかり見据えず、何が起こっているかすら把握できていない
    かわいそうな子犬に、カナは『ボク』という名前を付け歩み寄り、
    アパートの大家さんの心を動かし飼う許しを取り付けます。

    この話はそんなカナの、5歳から15歳を描いた物語でした。

    両親が離婚し複雑な家庭環境に置かれたカナと、
    虐待の末河川敷に捨てられたボクが信頼関係を築くのに時間はかかりませんでした。
    ただ、とある出来事(原作未読の方の為に詳細は割愛)がきっかけで
    ボクはカナの前から姿を消します。
    精神的支えを失ったカナは一方的にボク宛の手紙を書き犬小屋の中に置いたところ、
    その手紙が忽然と姿を消したうえ、年に1回、ボクからの返事が来るようになりました。

    そして奇妙な文通は、思いも寄らない展開を迎えて・・・。

    他のキャストさんはくるくると交代をするなか、まっつんはほぼ出突っ張りで
    ボク、そして「実はボクを演じることになる誰か」の2役を
    鮮やかに演じきっていました。
    ほぼ台詞なしのまま表情で演じていた前半から
    無垢で無邪気なボクを経由して、全く違和感なくあの役の雰囲気に辿り着く。
    余りの自然さに、真相に気づいたとき本気で涙が滲んできました。

    そして歴代のカナ役(年齢によって数名のキャストさんが演じ分け、
    手紙部分も別の方が演じていたので、総勢十数名になっていました)が全員で
    物語のラストに放ったひとことが感動的で、完全に涙がこぼれ落ちました。

    形は違うかもしれないけれども、ボクを演じるまっつんの姿が
    『Moderato』で見せたイクルの姿と重なりました。
    どちらも素敵な、家族にまつわる物語。
    愛情を表現するのが、本当に上手い役者さんになったな・・・と感慨深くなりました。

    犬のボクが鳴くたびに、自分自身が幼い頃飼っていて
    そして不幸な事故で亡くなってしまった犬のことを思い出し辛い気持ちになり、
    手紙のボクが明るく、でも暖かく語りかける姿に心がじゅんわりと癒された気持ちになり、
    そして真相が明かされたときのまっつんの台詞は迫力と愛情がないまぜになった
    なんとも形容しがたい不思議な力を帯びていて圧倒されました。

    自分も家族を大切にしたい、そう思える作品でした。

    終演後まっつんと少しお話しましたが、
    今回はやはり犬役ということで、(主に鳴き声の声量で)かなり苦労されたとのことでした。
    それでも本職の声優さんに混じって、言葉通り全身でボクを演じきっていて
    その演技が自然と声にも宿っている・・・といった様子でした。

    次のお仕事も声での出演とのことで、しばらく「声優・まっつん」が続きますが、
    26歳になったのを機にどんどんとお仕事の幅も広げていくといいな・・・と思っています。

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